「このモンローのショックが入っていたケース。面白いのよ。ロシア人形みたいに、小さいのがあとからあとから出てくる。楽しいよねぇ!」
ガレージの奥には、アンティークなモンローのショックケース。その上にはナイキのスニーカー。さらにその裏には貴重なジャケットが!
カマロに履いていたラリーホイール。ヘルメットは耳のところだけメッシュにカスタム。
世田谷ベース1階、向かって左側のガレージには、ロードランナーとカマロ。そしてバイクが3台収納される。こちらのガレージは奥が広くなっており、一番奥にはトイレとバスルームがレイアウトされる。また、全長の長いロードランナーはこちらのガレージが定位置。クルマのうしろにはマックツールズの工具箱。冷蔵庫なども並べられている。
ガレージの中は、こちらも所さんのコレクションがいっぱい! GEやモンローなどが、店頭用に置いたケース類のほか、天体双眼鏡の台座、火鉢、所さんの冬物ジャケットなどなど、ありとあらゆるジャンルのものが置かれているのである。
ちなみに、左側のガレージと右側のガレージは、ブロックとガラスで間仕切りがされているが、これがガレージ全体のとてもよいアクセントとなる。
「ガレージに必要なのは、昔の土間とか縁側みたいな気分ですね。でもなかなかなれないのよ、みんな。変に気を使うような、キレイなだけで落ち着かない空間にしちゃう。ガレージってね、どっかに間が抜けたところがないとダメ。食べ散らかしてあるとか、やりっぱなしになってるとか。そういうことが必要なんですよ。一番良いものをピカピカに磨き上げて、メインが目立っているようなのはダメですね。一番良いものが気づかれないように隅っこに忘れたような感じで置いてあるのが面白いよね。」
クルマだけでなく、周囲にもつい関心がいってしまう、所さんのガレージ。そこも大きな魅力のひとつなのだ。