1/10RC ホーネット EVO.
ホーネットの動画&写真を集めたコンテスト開催中
Text/Kazuma NOMOTO
2025.01.06
タミヤRCモデル、ナンバー1の販売台数を誇る
先月発売されるやいなやRC界隈のSNSを賑わせ、関連動画は数しれず、
年末年始に組み上げて、走行を楽しんだという人も多いのではないだろうか?
タミヤRCを代表する2WDバギーの進化版として登場したのがコチラ。
1984年の登場から2024年で40周年。
その販売台数はタミヤRCの史上ナンバー1であり、そのシェアから考えれば
おそらく世界で最も売れた(売れている)RCと言っても過言ではないだろう。
そんなホーネットの各部を見直し、機能性や走行性能を高めるなど
現代的にアップデートしたのが「EVO.(エボ)」である。
何がどう進化したのか、製品の細かい仕様については
公式Web等で確認頂くとして、今回伝えておきたいのは
「ホーネットがどれほど重要な存在なのか」ということ。
前述のホーネットエボ関連の動画を見ても、寄せられるコメントには
「子どもの頃に遊んでいたのを思い出した」
「近所のお兄さんが走らせていたのが懐かしい」
「RCにハマるキッカケになった1台」
と、製品そのものだけでなくタミヤRCとの記憶を呼び起こされる人も多い。
40年を経て、趣味生活の必需品へと進化
なにしろ発売から40年(2025年は41年目)。
ホーネットに深い思い入れを持つ人も多いだろう、ということで
タミヤではSNSで『#グラスホッパー・ホーネット40th』のハッシュタグをつけて
動画や画像を投稿するコンテストも実施している。
昔懐かしい思い出写真から、迫力ある走行動画など
きっと様々な作品が投稿されるだろうコンテストへの応募は今月14日まで。
編集部ノモトも投稿しようかと考えているのだが
手元に懐かしい思い出写真など残っておらず、作品づくりに試行錯誤中。
だって数十年前はRCを写真に撮るなんて、思いもしなかった。
いつしかRCは、走らせるだけじゃなく被写体として活躍する存在になったのだ。
そういえば昨年末に開催された
「TAMIYA BLOCKHEAD MOTORS RC OUTDOOR FES 2024」。
“キャンプ(アウトドア)とRCを楽しむ”をコンセプトに開催されたイベントだが、
参加者には、キャンプでは常にRCを持ち歩いているという人も多かった。
もはやRCはキャンプ道具のひとつとしても定着していた。
40年の歳月を経て、劇的にアップグレードして発売されたホーネット・エボだが
RCの楽しみ方も日々進化を続けている。
↑左)EVO.最大の特徴は4輪独立懸架サスをはじめとした足回り構造の刷新。走行性のは大幅に進化した。右)バスタブタイプフレームはそのままにモーター&ギアボックスをシャーシ最後端に配置するレイアウトに。
↑左)黄色とオレンジの配色はそのままにファイヤーパターンに。ドライバーはグレッグ・マーティン<Jr.>へとさりげなく進化。右)愛好家を悩ませ続けたバッテリー脱落問題が40年の歳月を経て、ストッパー装着により、ついに解決。
↑昨年12月に開催されたアウトドアフェス。富士山の麓にあるキャンプ場を舞台に、「キャンプ×アウトドア×RCを楽しむ」をコンセプトに開催。日帰り参加だけでなくテント泊での参加者も。順位を競うレースとは違う、新しいカタチのRCイベント。
↑キャンプエリアにはRCが置かれたテントが多数。焚き火やハイキングとあわせてRCを走らせるなどキャンプ×RCを組み合わせて楽しむスタイルも定着しつつある。それをキッカケに子どもや奥さんがRCにハマった、とRCを楽しむ家族も。