1/10RCワイルドワンオフローダーBLOCKHEAD MOTORS
【タミヤ】BLOCKHEAD MOTORS仕様の1台
Text:Kazuma NOMOTO(Daytona)
2022.1.6
クルマ好きが思わず惹かれる実車モチーフのデザイン
本誌で『デイトナRCカーグランプリ』を連載するだけあって
デイトナ編集部周辺にも、RC愛好家は多い。
その多くはクルマやバイクが好きな趣味人で、そんな人たちとの会話の中で
頻繁に話題になるのが「BLOCKHEAD MOTORSのマシン、カッコイイよね!」という話。
誌面にも登場頂いているグラフィックデザイナー、JUN WATANABEさん(以下ジュンさん)のRCカーブランド、『BLOCKHEAD MOTORS(B・H・M)』。タミヤのRCモデルを中心としたカスタムマシンを製作し、オリジナルのステッカーやアパレルを展開しつつ、“順位を競うレースだけじゃなく、もっと気軽にRCを楽しむ“というコンセプトのもとで独自の走行会イベントを開催するなどRCライフを提案している。
ジュンさんが作るマシンの特徴は、アメリカなどで開催されているオフロードレースの参戦マシンをモチーフにしたカラーリングのスケール感ある仕上がり。ベースとなるのはタミヤのオフロードバギーが中心で、今回紹介するワイルドワンオフローダーはその代表的なカスタム例なのだが、そんなB・H・M仕様が製品化されたのである。
1/10RCワイルドワンオフローダーBLOCKHEAD MOTORS
架空のスポンサーロゴやゼッケンが雰囲気アップのポイント
ジュンさんが作る“実車っぽい”B・H・M仕様のポイントは、車体のデカールやゼッケン。
実際のレース参戦マシンを観察し、ゼッケンを大きく貼り出すだけでも雰囲気は変る。
同時に車体に描かれるスポンサーデカールは貼り付け位置にもひと工夫。例えばタイヤやサスペンションなら車体下部(タイヤの近く)に描くという、実車の手法を取り入れている。
これまでにも実車っぽくRCを楽しむ人はいたはず。でも今回のモデルが登場したことで、実車テイストでのRCカスタム、遊びを楽しむ人が一層増えそうな予感。それぐらい、クルマ趣味人たちの間で「ワイルドワンオフローダーBLOCKHEADS MOTORS」は注目を集めている。